【介護予防コラム71】脳卒中に注意!タイプ別でみるレッツリハでの支援と予防

新年あけましておめでとうございます。
2026年は午年。馬が一歩ずつ前へ進むように、今年も介護予防コラムでは、皆さまの健康増進につながる「今、知っておきたい」旬な情報をお届けしてまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

近年、テレビや新聞などでも「脳卒中」に関するニュースを目にする機会が増えています。突然の発症により、これまで当たり前にできていた生活が大きく変わってしまう。脳卒中は、私たちの暮らしに深く関わる身近な病気のひとつです。

そうした中、多くの人の記憶に残っているのが、「ミスタープロ野球」長嶋茂雄さんの闘病とリハビリの姿ではないでしょうか。脳卒中を発症された後も、懸命にリハビリに取り組まれる姿は、脳卒中という病気や、発症後の支援の大切さを社会に広く伝えました。

脳卒中は、「脳出血」や「脳梗塞」などにより、脳が担う多種多様な心身機能に障がいが出現する疾患です。障がいの回復を目指すとともに、日常生活動作の工夫や練習、生活環境の調整などを通して、日常生活を送れるようにするための、長期にわたるリハビリテーションや介護が大切になります。今回は、脳卒中によって起こりやすい後遺障がいと、レッツリハで行っている生活期リハビリの支援内容、そして再発を防ぐための予防のポイントについてご紹介します。

脳卒中が引き起こす後遺障がい

脳は体や心のさまざまな働きをコントロールしているため、脳卒中を発症すると半身の麻痺、言葉が出にくい、飲み込みにくい、注意力や記憶力の低下など、多様な後遺障がいが現れることがあります。

回復を目指すリハビリに加え、
・日常生活動作(立つ・歩く・着替える など)の工夫
・生活環境の調整
・福祉用具の活用
といった支援を組み合わせながら、その人らしい生活を取り戻すための長期的なリハビリと介護が重要になります。

レッツリハでは、在宅復帰後の生活期において、
・半身麻痺など心身機能の維持・向上
・基本動作能力の獲得
・「活動」や「社会参加」への支援
を、介護保険サービスとして行っています。

レッツリハで行う脳卒中の生活期リハビリ

「生活期リハビリ」とは、退院後の生活の中で、日常生活に必要な機能を維持・向上させ、生活の質(QOL)を高めることを目的としたリハビリです。レッツリハでは、お一人おひとりの状態や目標に合わせて、検査・測定・評価を行い、最適なリハビリプログラムを立案・実施しています。ここでは、レッツリハの3つのタイプ別に、支援内容の一例をご紹介します。

【モール型】歩行練習
―1人で装具をつけて買い物に行けるようになりたい

外出や買い物といった実生活を想定し、モール内を活用した歩行練習や階段昇降練習を行います。「行きたい場所に、自分の足で行ける」ことを目標にした実践的なリハビリです。重心の上下運動が大きい段差昇降は、基本は2足1段で行い、昇るときは非麻痺側から足をあげて、降りるときは麻痺側から降ろすようにすると動作が安定して安全に行えます。転倒予防の助言や動作練習・指導も行います。

【路面店型】基本動作練習
―畳から立ち上がれるようになりたい

トレーニング機器だけでなく、立ち座りなどの動作練習や指導を重視。必要に応じて、ご自宅の生活環境を評価し、住宅改修や福祉用具の提案も行います。

 

1日型】入浴動作練習
―自宅の浴槽に浸かれるようになりたい

実際の環境を想定して自宅での入浴ができるよう支援します。シャワー浴は可能でも、浴槽へのまたぎ動作などは難しい場合には、福祉用具なども活用しながら動作練習を行います。

再発しないために!脳卒中の予防

脳卒中を発症した方の多くは、高血圧・糖尿病・メタボリックシンドローム・運動不足などの生活習慣といった危険因子を抱えています。

脳卒中は再発しやすい病気でもあり、おおよそ5年で3人に1人10年で2人に1人が再発すると言われています。

※公益社団法人 日本理学療法士協会『理学療法ハンドブック 第2版 脳卒中』(2019年)より作成

再発を防ぐためには、生活習慣の見直しと、無理のない運動を継続することがとても大切です。たとえ再発がなくても、脳血管の動脈硬化を進行させないために、日々の予防が健康寿命を左右します。

▼ 関連コラム

 

★足の体操にプラスαの予防運動!

2の心臓とも呼ばれるふくらはぎのポンプ作用を活性化して、血流の改善につながるとともに、足の指をグーに握る筋肉はふくらはぎの深層にあるので、足部の安定や筋肉の滑走も良くなり、この寒い冬の時期は末端の血流の改善にもつながるかと思います。

 

まとめ

最近は、低年齢化も進んできており、40代での発症も珍しくありません。だからこそ、脳卒中の発症を予防することが、快適な生活と健康寿命の延伸に直結します。まずは毎日の中で「予防」を取り入れてみましょう。

レッツリハ!では、機能訓練や日常生活動作の支援など、発症後のリハビリでも皆さんのお力になれるよう特徴ごとのサービスを実践しております。リハビリや生活動作でお困りの際は、ぜひレッツリハにご相談ください。したいを、できるに。一緒に、生活の質を高め、いきいきとした毎日を目指しましょう。

 

今回の執筆者は

Let’sリハ!八代南店 / Let’sリハ!ゆめタウン八代店
管理者/理学療法士

小島順一朗

レッツリハ!を体験する

近くの店舗を見つける