【介護予防コラム㊳】ダイエット成功の秘訣はカロリー!? 摂取カロリーと消費カロリーの意識を高めよう!

もうすぐ3月、次第に暖かくなっていきますが、寒い時期は皆さんどう過ごされていましたか?「寒くて室内にこもりがち・・・身体を動かす機会が減った」「冬は美味しいものが多く普段よりもたくさん食べてしまい、気づいたら体重が増えてしまった! 」という方も多いのではないでしょうか?  そこで今回は減量・ダイエットについてカロリーの面からお話しさせて頂きたいと思います!

なんで太るの? 摂取カロリーと消費カロリーの関係

みなさんは【摂取カロリー】【消費カロリー】という言葉を聞いたことがありますか? 【摂取カロリー】とはその名の通り、食べ物から取り入れられるカロリー量の事で、 一方【消費カロリー】とは、基礎代謝や運動によって1日に消費されるカロリー量の事です。 

消費カロリーを上回る摂取カロリーは、体内に脂肪として蓄積され、 体重増加の原因になってしまいます。 そのため減量では摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やす事が重要になります。

意外と多い?少ない? 実際の摂取カロリーと消費カロリー

では実際に摂取している食べ物のカロリー量の目安を見てみましょう。

主な食品のカロリー

「科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」参考」

次に消費カロリーの目安を見てみましょう

運動による消費カロリーの目安

この数字をご覧になっていかがでしょうか? 「意外と普段の食生活でカロリーオーバーしている! 」「思ったより運動ではカロリーを消費しない・・・」など思われたのではないでしょうか?

カロリーだけ考えたら大丈夫?摂取カロリーとエネルギー

カロリーだけを気にしていれば減量に繋がるかというと、必ずしもそういうわけではありません。食べ物に含まれる糖質、脂質、タンパク質などをエネルギーとして使う際には、ビタミンやミネラルといった栄養素が必要になります。同じ600kcalの食事でも、サラダなどの野菜が付いた【ハンバーグ定食】の場合は脂質やタンパク質をエネルギーとして変換できますが、【菓子パン】など糖質だけのものは変換できずエネルギーにならなかったカロリーが脂肪として蓄積されていきます。カロリーバランスを整えつつ、 栄養バランスを考慮した食事を摂っていくことが減量には大切になってきます。

ダイエットや減量をお考えの方は栄養面、カロリーから考えてみてはいかがでしょうか?

最後に

今回ダイエットとしては入門になるカロリーについてお話しましたが、過去のコラムでは体重と生活習慣病のお話しや、BMIと体脂肪率から体型を確認する事も出来ます。こちらも是非ダイエットにお役立て下さい!

【介護予防コラム㉝】体重管理が生活習慣病予防のカギ!? 知っておきたい体重知識

レッツリハ!では、運動のサポートや定期的に体を測定することで、体重管理のお手伝いをさせていただいています。気になった方はお近くにある桜十字のリハビリジム、レッツリハ!までお問い合わせください!

今回の執筆者は…

Let’s リハ!芦屋
トレーナー(ケアワーカー)
平井 晶大

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